2001年の1月のことを忘れろったってそれは無理だ。
その頃、広大なネット社会の片隅で熱い掲示板があった。
ハラッパ=カラッパBBS。
そこで行われた「意味のないタイトル選手権」がこのCDの出発点である。毎日毎日膨大な量の意味のないタイトルが書き
込まれ、ハラッパカラッパとは全く関係ない内容で、HPは盛り上がっていった。「ところでハラッパカラッパって
なんですか」という書きこみがあったのもこのころである。とにかくすごい盛りあがりだったのだ。
その選手権で選ばれた名作をタイトルにして、曲にしたのがこのCDである。
そんないきさつで出来あがるCDというのもなかなかすごいんじゃないかな。僕はこのCDを作る過程で、
世の中は「意味のないこと」の積み重ねで成り立っているのかもしれない、とさえ思った。
だとしたらそれはちょっといい世の中だ。

2001.10.2  加藤隆生

1.最初はティッシュの方から言って来た / つつじん

いみなしっこ記念すべき第一曲目は、ソラネコVo. 畑聡美と松野恵の幼なじみユニット。本来は三盃郁子を加えた3人組だが、今回は不参加。不定期に行われる影絵ライブは、音楽ファンならずとも必見。

2.わたしはゾルゲ13歳 / セプテンバー9

京都のスーパーポップバンド「ハラッパ=カラッパ」のVo. 加藤たかおと伊藤忠之の新ユニット。「ハラッパ=カラッパ」とはひと味違うテクノポップ系だが、相変わらずのポップセンスは健在。加藤氏いはく「ぶっちゃけた話、こんな感じで売れてみたい。」「ハラッパ=カラッパ」は、京都ネガポジを中心にライブ活動中。

3.うしの感触がした / ラ・ソラネコ

大阪を中心に活動する5人組。個性的な楽器編成をバックにVo. 畑聡美の独特の世界観が繰り広げられるライブは必見。2002年はじめにはミニアルバムを発売予定。G. 木村とPer. 野村はgolden syrup lovers でも活動中。

4.ランクリンクルンクレンクロンク / ピョンピョン人のかまど

作詞家サトウハチローをちょっとだけ目指す主婦、道下典子のユニット「ピョンピョン人のかまど」。道下嬢は知る人ぞ知る「ソープ嬢変死」のベーシストでもある。現在メンバーを探しながら、ソロライブを続けている。

5.まゆ毛家出中 / キャタピラ・ダーリン

Vo. アコーディオンのたかしまちえ、G. カワムラコウイチのアコースティックデュオ。ニューアルバム「やわらかな気持ち」は、やさしいうたに洗練されたギター、駄曲なしのすばらしい作品になっている。現在京都を中心にライブ活動中。

6.深刻な犬不足 / 沼dogs

あるバンドの女性陣混合ユニットな謎の犬たち。とりあえずメインボーカルのテンションがおかしい。

7.ジョンそこの金魚にドライヤーかけてやってくれ / 林 良太

ライブハウス「ハードレイン」周辺を徘徊している変人。「リトルハヤタ」のリーダー。バンド活動の合間を縫って作られたソロカセット「ホワット ア リトル ワールド」では、その風貌からは想像できない美しくポップな楽曲を聴かせる。大阪を中心に活動中。

8.緑女執刀、緑子にされちゃってグー / ヒロセ ミキ

民族楽器もあやしいヒロセミキさんのユニット。多方面で活躍中のディジュリドゥのはくさん、みやけえりこなどをむかえ、他の楽曲とは違った雰囲気を醸し出している。本人によるなれそめ「しがない芝居小屋、ハーブ漂うギャラリーでそれぞれ出会い、一緒にすることと相成りました。」

9.ぬるぬるタラちゃん逆ギレ / ヴィレッジ3

沼dogsとは対照的な男性陣3人組の謎のユニット。三つ子説、三兄弟説、実は一人説などうわさが飛び交っているが、本当のところは謎に包まれている。

解説:木村 健志 2001.10


製作:CHIKUWA LABEL

ジャケットデザイン:林 良太

マスタリング:
モラスクレコード

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